徒然ブス

ブスが何かを思う

ask.fmの「LDH初心者の私に三代目のおすすめ曲ベスト3を教えてください。」に答えました。

Ask.fmに寄せられた「LDH初心者の私に三代目のおすすめ曲ベスト3を教えてください。」に全力前のめりで答えました。

 

http://ask.fm/ketsunooo

ジャニーズユーザー向けの回答は上記URLに。

 

K-POPユーザーの方はこちらを入り口にしてください。

13年12月リリースのシングル「SO RIGHT」です。


三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / SO RIGHT ...

K-POPぽい曲といえば断然ジャパニーズEDMイエーイ!とかいってた「R.Y.U.S.E.I.」(14年6月)なんだけど、あえて「SO RIGHT」にしたのは、このPVにあるビジュアル面でのイノベーションが、日本がもっとK-POPから影響を受けるべきものだったような気がするのです。

 

それは曲そのものではなく、K-POPを形作るいくつかの要素、例えば衣装のコッテリした感じとか、長回しで見せるパフォーマンスとか、そういうものも盗んでいくべきじゃないかなと。

 

このPVはK-POPほど垢抜けてはないんだけど、2PMの「I'll be back」や東方神起の「Why」のMVで見るような演出が出てきてわくわくします。

 

プロジェクションマッピングを使う表現とか、日本の男子アイドルはなかなかやってくれなくて。
理由としては、単に似合わないっていうのがあると思うんですけどね。
プロジェクションマッピングを使うと、どうしても引きの画になるじゃないですか。そうするとやっぱり、しっかり踊れる子じゃないと、そういう演出も効いてこないですよね。

 
日本の男子アイドルっていうと、それそのままジャニーズのことを指すことになりますし、彼らは音楽的実力をそんなに求められてはないですから。
奇抜な衣装や、プロジェクションマッピングでパフォーマンスそのものを際立たせるよりも、みんなで歌って踊れるキャッチーな曲の中で、しっかりその眉目秀麗なお顔をアピールすることの方が、ファンが求めるものにも近いのでしょう。
 

そこにきて三代目のこのPVでのパフォーマンスはお見事でした。

つくづくK-POPとジャニーズのイイトコ取りをしてるよな~と思います。曲はJ-POPそのままに、パフォーマンスで見せた「SO RIGHT」でがっつり彼らにハマりました。

 

で、ジャニーズユーザー、K-POPユーザー共に以下の2曲を聴けば、とりあえず三代目の入り口としては完成じゃないでしょうか。

「Best Friend's Girl」(10年11月)


三代目 J Soul Brothers / Best Friend's Girl - YouTube

 

デビュー曲です。

そもそも三代目のボーカルを決めるオーディションの三次審査の時点で出来上がっていた曲で、候補者たちがそれぞれこの曲を歌っているので、GENERATIONSの数原くんや片寄くんが歌っている映像や、またデモ版ではEXILEが歌っていたりして、登坂・今市以外の歌声でも残っている曲です。

この曲の作詞をした松尾潔御大が「日本人が美しいと昔から思う言葉「花鳥風月」を散りばめて、聞いている人たちがす~っとはいってこれるような仕掛けを歌詞の中で作っている」みたいなことをおっしゃっていてました。 

これはどういうことかというと、ようはこの曲を歌うのが登坂と今市じゃなくても、言ってしまえば、誰が歌ってもそれなりに良い歌になるように計算して作られていたということだと思います。

3万人の中からたった2人が選ばれたそのことは運命とも呼べるかもしれませんが、

そんな判然としない「運命(とも呼べるがそれはまた偶然とも)」によって選ばれた2人よりも、大人たちが真剣にその後のセールスを考えて作ったこの曲にかけられた思い(思惑)の方が切実であったのではないか。

誰が歌っても売れるように、この曲から始まるグループがちゃんと軌道に乗るように。そんな大人の思惑と、プロの技が込められた曲です。


あえて、言いますが、登坂と今市のための曲ではないのです。

 

誰が歌っても形になるほどの良曲。動画サイトを漁れば2人だけじゃない、いろいろな人がこの曲を歌う映像が出てきます。それは2人の若者が圧倒的な「代替のきく世界」に放り込まれたということを同時に物語るようでもあります。

それでも最近のライブで歌うベスガとデビュー当時のそれを比べてみると、2人の歌唱の進化を、新規の私でも強く感じることができるので、この代替の利く世界で必死にしがみついて掴みとってきた諸々の痕跡としてのベスガに胸が熱くなります。

 

On Your Mark〜ヒカリのキセキ〜」(10年12月)


三代目J Soul Brothers / On Your Mark ~ヒカリのキセキ~フル ...

 

で、2ndシングルの「On Your Mark〜ヒカリのキセキ〜」は2人のための曲、というかスタートを切り出した7人の背中を押すための曲のように感じます。

歌詞がこう、何の接点もなかった7人を繋いで、背中を押すようではありませんか? 

アイドルグループっていうのは往々にして10代からレッスンを共に励み同じ釜の飯を食いながら切磋琢磨し……みたいな仲間同士でスタートすることが多いですが、このグループは20歳を超えてからふと出会い、歩みだしたグループです。

 

私達はなんたって10代の煌きや、青春ドラマに弱いですから、バックボーンのない彼らに対して、それはある向きから見たら、軽薄なような、まま寄せ集めのような印象を抱くかもしれない。ドラマの強度が弱いように見えるかもしれない。だけど、そんな彼らのドラマ強度を増してくれるのは、いつも楽曲だったんじゃないかと思います。

 

三代目は、ラブソングだけでなく、その時々で彼ら自身を鼓舞するのに必要な歌詞を歌っています。

 

これはまだ絆を持たぬ7人の、生まれたての彼らだから歌えた始まりの曲です。

命が生まれて初めて 光に惑い、叫ぶように

まだ上手く言えないけれど

すべてここからはじまる On Your Mark

歌詞もそうだけど、メロディーもドラマチックだし、スタートラインに立ったまだ何者でもない7人の門出の曲として100点じゃないかなって思います。「On Your Mark」=位置について、よーい、ドンというわけです。

 

私がLDHの何を一番買っているかというと、ハイコンテクストかつ実力もあるというところで。AKB48の台頭でよく語られている「ハイコンテクスト至上主義」的なもの、つまり私達はなんたってドラマに弱い。歌やパフォーマンスよりも、ドラマ性を重視する傾向があると。それはそうかなと私も思います。

 

でも、それって結局どっちもあったら2倍楽しいんじゃね?と思うのですね。

それで、今日本の男の子グループでその両者をいい具合に持ち合わせるのはLDHかなと思ってます。「今のところ」という感じですが。

 

話が逸れましたが、こんな感じです。

個人的に三代目はアルバムも含めハズレ曲があまりないです。

そんで今年の四季四部作がまたいい。すごくいい。

ので、色々聴いてぜひ質問者様のおすすめの3曲も教えてください。

素敵な質問ありがとうございました。